四方山日記

とりあえず毎日つけることが目標であり目的。画像は本人です

2021-01-17

昨日は久しぶりにスプラトゥーン2をしてご機嫌ですが、残念ながらその話はしません。上手く言語化できないので。


・イヤホン

 

 My New Gear。
というわけで先日注文した我が家三台目となるメインイヤホン、AZLA ORTAくんが昨日着弾しました。自分のつぶやき見返したら初めてイヤホンの試聴に行ったのが十一月の三十日なんですが、わずか一か月半で手持ちのイヤホンが三本(百均遊びまで含めると五本)になるといったいだれが予想しただろうかって感じです。僕自身のチョロさに僕が一番驚いてるよ。
まだ半日も聴いてないうえ僕自身がオーディオ初心者なので比較もあったもんじゃないんですが、とりあえず初聴時の印象は『透明度の高い流水』『聞き疲れない』『きっちり音が分かれてる』といった感想。
とりあえずなんかよく分からんところから説明すると、『透明度の高い流水』に内包されてるのは『適度に音が丸まっててすっと身体に流れ込む』みたいな意味。言語に起こすとさらにわけわからなくなったな。今メインで使ってるfinalのe3000が『透明度の高い凪のない湖』って感じでボーカルまでの道のりが直線ですっと通ってるのに対して、ORTAは中身の音一つ一つがきちんと見えたうえで角が取れて上から下まで調和がとれてるって感じなんですよね。その代わり静止した湖ではないからe3000と比べて(特にボーカルに対して)すこーしだけマスクがかかってるような感覚があって。音楽だとその丸まりがちょうどよくすっきり収まるんだけど、バイノーラル音声とかだとそれがちょっと気になる。その辺りに関しては下手な百均イヤホン(ダイソーのAL-002とかね)よりも気になってしまう感じがして、これに関してはどっちがいいというよりかは好みの問題な気もしてます。もちろんKOSSみたいに高音が消失して高いボーカルが聴きづらい!みたいなことはなく、どの高さのボーカルでもきちんと演奏と調和していると思います。そもそも学生時代はバイノーラル音声を百均イヤホンやコンビニイヤホンで聞いて慣らしてしてしまったやつの耳ゆえ、歪んでいてもなんらおかしくない。
『きっちり音が分かれてる』っていうのは言葉の通りで、きちんとどの音がどの程度あるかが(これもe3000と比べて)分かりやすいなあと。反面、方向ではなく距離的な面での『音がどこにあるか』は、特に遠めの音について若干e3000の方が分かりやすい気もしてる。バイノーラル音声は特にそういう距離感だったりが重要だったりするのでそういう意味でもe3000に軍配が上がりそう。

(【追記】ぱすたきゃっとを聴いていて分かったけど、多分ORTAのほうが『同音量での距離感が近い』っぽい。後述するノズルの長さの問題だったりするのかな?)
『聞き疲れない』は言及した『丸まってすっと身体に流れ込む』とほぼ同一の意味合いで、全体のまとまりが強く丸まり方が優しいので長く聴いていても疲れが溜まりづらそうだなと感じました。でもまだ半日なのでもしかしたら気のせいかもしれない。

あとこれは購入前から言われていた話だけれど、たしかにノズルが長くて油断すると耳から外れそうになります。幸い付属のイヤーピースが耳にフィットするので僕の場合は軽くぶつかっただけでは抜けないだろうけど、イヤホンに耳へのフィット感を求める場合は注意が必要だと思う。

 

簡易レビューはこんなところで。総じて定価一万七千円のイヤホンだとそれ相応に全体スペックが高くて良いなあとなりました。たださすがにオーディオに関して赤ちゃんもいいところな段階で定価の状態だと手を出す勇気はなかったと思うので、メーカーには申し訳ないけど今の値崩れしている状態は自分にとっては良い好機だったなと。新品が4000円切る値段で置いてあるのを教えてくれたフォロワーの西田ハル(@nishidairy)氏には多大なる感謝を。

その一方でやっぱり安いイヤホンの中でもきちんと違った長所があればそれはそれで楽しめる、というよりそのイヤホンでなければ楽しめない楽しみがあるのだなということも再確認できました。e3000もThe PlugもAL-002も全部大事なイヤホンなのでこれからも一緒によろしくな。

周りのフォロワーからはやれ次はDAPDACだワイヤレスだヘッドホンだと言われていますが、なんだか楽しくなってきてしまったのでお財布と相談しながら前向きに検討中。いやでもこの辺で一回止まっておかないと歯止めがきかなくなるんだよな……。きちんと踏みとどまっておかなければ……。