四方山日記

とりあえず毎日つけることが目標であり目的。画像は本人です

2021-01-31

もう一月も終わりだそうで、一年の十二分の一が過ぎてしまったなんて信じられない……、って毎年言ってる気がしますねこれ。いい加減慣れてくれ自分。

 

 

・シャドウバース

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bunchinhit.hatenablog.com先日のアンリミグラマスに続き、ローテでも無事グラマスになりました。おそらく僕の人生の中で今が一番シャドウバースに向き合っている時期かもしれないです。暇なの?????

デッキはほとんどテンプレートのスペルマイザー。分類するならマイザーに寄せかつ非アグロ、みたいなタイプになるんだと思います。どうでもいいんですけどこのデッキ名、使用禁止用語が入ってるからシャドバ上だとデッキ名として選べないそうな。

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なんかよく分からんカード入ってますけど。

スペルマイザーについて説明すると、基本の動きは次元の超越から続く由緒正しい全力スペルブースト系デッキのそれ。強化版エンジェルスナイプことナイフトリックや知恵の光、マジックミサイルなどの小型スペルからスタートし、それらによって徐々にスペルブーストを加速させ、最終的にはルーニィやクオンなどの強力なスペルブースト系カードに繋ぐのが定石……だったのは先日までの話。現代シャドウバースにおいてならむしろ大人しめに分類されるこのデッキが一夜にしてトップtierにまで上り詰めたのには、すべてある一枚のカードのアッパー調整が原因です。

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銃を抜くのは得意じゃなくてさ(乱射)

アクセルヒーロー・マイザー。
アッパー前は能力で手に入るスペルであるラピッドファイアの元コストが2であり、またファンファーレで従順な駿馬を加えなかったがゆえにどうしてももっさり感がいなめなかったこのカードは、先日のアッパー調整によって一度に大量の0コスト、しかもバーンダメージ付きのカードを手に入れられる化け物カードへと変貌しました。どのカードゲームでも、特に行動にコストを支払うタイプのものでは常々言われていることではありますが、0を生み出すカードは大抵ろくなことをしません。このカードもその例に漏れず環境を荒らしまわる結果となり、今日のラックマッチでは目にしない日の方が少ないでしょう(※編注:なおレートマッチなどでの遭遇率は少々事情が違うと伺っています)。全力でブン回れば後手4ルーニィや5クオン、そうでなくともマイザーが絡めば6クオンを余裕しゃくしゃくでおこなってきます。ラピッドファイア自体が盤面除去とバーンダメージも兼ねていることもあり、こちらがクオンを出すころには相手の盤面が更地になっていることも珍しくありません。

反面マイザーを引けないときは前環境の(正確にはナイフトリックによって安定性は上がっていますが、あくまで出力の話として)ルーニィクオンのままなので、新カードによって出力の上がったデッキに対してはやや見劣りするような動きになったりも。またスペルウィッチの常として序盤の守りは薄めでアグロを捌くのはやや苦手。ここにもマイザーを引けた・引けないが大きく絡むことが多いため、このあたりのブレがこのデッキの評価に首をかしげる一因なのだなとも思います。

そんな新しいパックが出たわけでもないのに急に環境に名乗りを上げたこのデッキですが、まだまだ回され始めたばかりでリストが固まったおらず、使用者によって細部のリストが違うこともしばしばです。他所のリストに口が出せるほどこのデッキを使ったわけではありませんが、自分なりの空きスロットカードへの採用・非採用理由を備忘録代わりにまとめていきたいと思います。

採用枠

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気に入ってたり入らなかったりする採用枠

採用理由は基本的に「ルーニィ+マイザーをかき集めること」。デッキに3枚あろうが全力マリガンしようが容赦なく引けない民なので、序盤のドローは評価が高めです。

レヴィールの保安官補

全抜きしている型もよく見ますが個人的には3投。2~3ターン目の適当な時間に投げるのにちょうどいいサイズとキャントリップで、アグロ相手でもコントロール相手でもブレずに活躍できる良カード。マイザーの出力も上がる。タフネス4も作りやすくなる。ただし逆に言えばかなりぼんやりしたカードであるのも事実で、特に環境がアグロに染まった場合を考えるのであれば後手で弱いこの枠が率先して除去の枠になると思います。手札が燃えがちなので注意。
式神の使役

ぼんやり枠。本来使用するなら不採用枠にある鬼呼びの導師と併用するのが望ましいですが、保安官補と合わせてのタフネス4作りや序盤の盤面への干渉しやすさ、スペルブーストの効率などから採用してます。正直あんまり言語化できてる枠じゃないので変えてもいいかも。

結束の魔術

基本はテンポ損するカードであり確定サーチでもないこのカードのこと、最初はとても嫌っていたんですが使っていて必須枠なんだなと気づきました。暇なターンでデッキ圧縮をしながらスペルブーストするカード。

インフィニットウィッチ・ドロシー

自由枠その1。3の人もいるし0の人もいて僕は枠の兼ね合いから2。4ターン目以降の枯渇した手札の再充填とタフネス4を並べる役割を担っています。ルーニィが燃えるのを嫌って不採用にする型があるのは個人的にもよく理解できるところではありますが、僕は素引きでルーニィクオン揃えられない民なので……。タフネス4を構えるのは今環境だとかなり重要で、複数面立てられればゲオルギウスやギルヴァ、カインドブライトなどの全体除去に一定の耐性を付与することができます。まぁバハムートや一角獣の祭壇には無力なんですが……。

フレイムデストロイヤー

自由枠その2。深夜に友人とシャドバ老人部で盛り上がっていたところ与太話として上がり採用されましたが、結構なお気に入り枠です。ルーニィやラピッドファイアの飛び道具があるこのデッキと相対した際盤面に見えている7点は無視しづらく、かつタフネス7は2点の除去や3点の除去が基本なこの環境において除去するのに多くの手数を要します(ただし食えるのはあくまで相手のテンポであってリソースではないことに注意が必要)。元コスト10はかなり重たく見えますし実際軽くはないですが、マイザーのおかげでかなりコストが下がりやすくなっており、ドロシーや保安官補、クオンなどと同時に多面展開、あるいは一度単騎で出すことによって相手のテンポを削ぎこちらのペースに合わせる、などといった使い方が主。ただし最近流行りの握撃採用型ミラーだと苦も無く除去されてしまうため、あくまで環境次第なカードだと思います。なおラダー中にこれで相手の顔面の殴れたのは2~3回しかありませんでした。基本は囮。


不採用枠

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ドローできないと詰まるから嫌い

不採用枠の基本理由は「ドローができないor盤面を埋めるor撃ちどころがない場合がある」です。使ってないカードも多いため基本理由は簡素に。的外れなことを言っていたら罵倒しながら指摘してください。

 

レヴィールの無法者

リトルメイガス・アリステラ

従順な駿馬の軽い消化剤かつ序盤の除去。無法者は盤面に継続して干渉しやすく、アリステラはスペルブーストの役割を持つことができます。どちらも相手の動き次第で強弱の変動が激しく、特に無法者に関しては下準備が必須のためどちらも不採用。無法者はアグロ寄せにするなら十分選択肢に上がると思います。

ウインドブラスト

アブソーブスペル

炎の握撃

除去。それぞれ役割が微妙に違い、ウインドブラストは序盤の、アブソーブスペルは厄介なラストワード持ち(ラスティナやミラーの天后)への、握撃はテンポ損なしでの盤面への干渉をそれぞれ目的としています。どれも序盤のもっさりとした動きを補う良カードではあると思いますが、そもそも盤面に撃つ相手がいない場合に手札で使用できず溜まってしまうこと、撃つ相手がいる場合はラピッドファイアで事足りてしまうことなどから不採用です。アグロデッキの隆盛や盤面デッキが増えた場合は一考の余地アリ。

未知の究明

手札を減らしつつスペルブーストを稼げる枠……、以上の採用理由が見つからず。分からん。一応スペルブースト20回くらいなら行くとは思いますが、その時にはもう買っているか負けているため……。

フォースバリア

たまに一枚だけ採用されているのを見かけるんですが、正直理由は分からず。一度だけミラーの最終局面で撃たれ、ルーニィ連打のルートが塞がれたときはあったのでそれが理由……? いやでも局所的過ぎるしクオンの疾走で抜けられるしなぁ……。理由を知っている方がいれば教えていただけると幸いです。

ピースキーパー・ヴィンセント

エンジェルメロディー

分かるけど分からん枠。ラスティナなどのラストワード持ちへの対処が難しいこのデッキにおいてヴィンセントから得られるジャッジメントワードは喉から手が出るほど欲しく、またヴィンセント→マイザーと繋げることで盤面&顔へのダメージを加速させることができるため、間違いなく強いカードではあると思います。が、現時点の私見ではタイミングを含め他のカードとの噛み合いを要求されがちで、先手での進化権の足らなさ、4マナの重さ、ラピッドファイアをためる動きの難しさなどを敬遠しての不採用。上手いリストが見つけられていないだけの可能性が大いにあるので、良いリストが見つかり次第乗り換えると思います。

エンジェルメロディーは前述した無法者及びヴィンセントとのセットカードであると認識しているため割愛。

鬼呼びの導師

除去兼スペルブースト兼ヴィンセントの起爆剤枠。こちらも十分に強いカードで、特にクオンや使役と合わせた際の打点とスペルブーストの伸びは目を見張るものがあります。ただし上述の非採用理由の通り、ドローをせずかつ1/1という貧弱なスペックで盤面を埋めてしまうことを嫌い不採用に。式神の頭しかバフしないのもマイナスポイント。ヴィンセントを採用する場合はジャッジメントワードを手に入れるために採用必須枠だと持っています。

 

……と、長々書き連ねていきましたがとりあえずこんな感じで。残りの枠はほぼ固定枠だと思っていますが、新興デッキゆえまだまだ形が定まっておらず、これ以外にアグロ型もぼちぼち見かけるため固定枠といえども簡単に覆ることもあるかと思います。

 

長くなってしまったので今晩はこのあたりで。それでは、失礼いたしました。