四方山日記

とりあえず毎日つけることが目標であり目的。画像は本人です

2021-01-23

「雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう」とは山下達郎氏のクリスマス・イブに出てくる一節です。今現在関東では冷たい雨がしとしとと降り続いており、まさに夜更け過ぎにはこのフレーズ通りの光景が見られそうですね。まあ長期の新潟生活によって雪を見るとノスタルジーよりも心労を感じるようなっている僕からしてみれば、憂鬱の元の一つでしかないわけですが。降っている雪は綺麗だけれど、積もる雪は面倒を運ぶだけ……。

 

 

・シャドウバース

 

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全体で見るとFOHローテーションぶり、個別で見るとアンリミで初めて、グランドマスターに到達しました。グラマスになったのはこれで三回目、一回目はWLD期ですので、これを見れば僕がいかにシャドバに不真面目であるかが分かるというものです。偏ったブン回り環境でしか勝ってないね……。

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最初から最後までほとんど変わらなかったリスト

構築内容は上記画像の通りで、スカルフェインビショップ一本で0から10000まで走り切りました。デッキの解説なんかは多分他の人の記事の方がはるかに有益かつ詳細だと思うので要点だけ。

デッキの概要は

・頂きの教会による3ターン目からの高打点生成
・4ターン目以降にスカルフェインorセリーナでアミュレットを大量に割り盤面制圧
の二つのどちらか、あるいは両方を遂行することによって対戦相手のライフを5~7ターン目までに速やかに削り切るデッキ。段違いの盤面形成能力に加え、回復や盤面干渉能力も高く、最後の押し込み用の飛び道具まで備えており、さらにそれらを支える潤沢なドローと、見た目とは裏腹に中盤(4t目)以降は柔軟に選択肢を取れる、まさに環境の王者と呼ぶにふさわしいデッキです。
逆に弱点は明確で、上記の二項のうちどちらも遂行できないような手札事故がまず一つ。そしてもう一つはアグロ相手。序盤にあたる1~3ターン目に盤面に干渉できるカードが1ターン目に置いたムニャール、3ターン目の願いからのムニャール、そしてバニッシュメントスナイパーしか存在しないため、特に後手の場合は上手く手札が噛み合わないかぎりそのまま轢かれます。とくにアグロ自傷ヴァンプやアグロネクロは遂行速度が段違いなので後手ならほぼ無理、先手でも4ターン目に盤面制圧をしなければ簡単に負けうります。ヴァンプの場合だけ一応切り返しで勝てる可能性があるくらい。これらの負け筋が発生しそうな場合は積極的かつ大胆なマリガンが推奨されます。

使って感じたデッキの自由枠は封じられた法典・安息の領域・フラッグフェザーフォルク・カームフェザーフォルクの4種11枚で、他に候補に挙がるのは邪教の神殿・愚神礼賛・浄化の鉄槌・博愛の翼人・ダーティプリースト・デステニーウイングナイトあたり。個人的に博愛の翼人はミラーの時に枚数差が重要になるアンヴェルトを増やせる可能性がありまた序盤の2/2にもなるためアリ寄り、邪教の神殿はスカルフェインでしか割れないうえ、サタンを出すとデッキの中身が重くなりすぎるためかなりナシ寄り。アンヴェルトほど効果が絶大でないかぎりはスカルフェインに頼りきりになるのはこのデッキの安定性をゆがめるだけだと考えています。
かなり拙いプレイではありましたが、それでもグラマスまで走り切れるくらいには滅茶苦茶なデッキパワーであり。どんなデッキに対しても4ターン目に異常盤面を作れれば、たちまち相手を投了させられます。そりゃあ今までアンリミをやっていた人たちが楽しくなさそうにするのも分かろうというもの。ただまあ僕みたいなアンリミ初心者がとりあえずグラマスまで登ろうとするにはちょうどいいデッキでした。理不尽なカードゲームを楽しみたいのなら是非一度握ってみることをお勧めします。

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どれだけアンリミ人いないんだ